XenServerでサーバ仮想化+DeleGateでグローバルIPひとつを使い回す
『社内に開発環境がない!』
ということで、なるべくコストをかけずに開発環境を量産してみた。
概要
- 使ったもの
- グローバルIPひとつ
- 市販の無線LANルータ(有線ポートが4個ついてるバッファローのやつ)
- あまってるHPのデスクトップパソコン4台
- HP Compaq Business Desktop dc7100 US
- スペック:Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 2.80GHz/80GBHDD/2GBメモリに増量
- 無線LANルータのNAPT、多機能ゲートウェイ/プロキシサーバのDeleGate、サーバ仮想化技術のCitrix XenServer5を利用。
- XenServerは無償のExpress Editionを利用。同時実行VM数や、使用できる物理メモリ容量、使用できる物理CPU数に制限があったり、XenCenterから複数のXenServerを管理できない、ライブマイグレーションができないなどの制限があるけど、、開発環境を作る上では十分な機能を備えてる。
- DeleGateを通して各仮想マシンにSSHで行けるようにする(無線LANルータのNAPTでもできるけど、DeleGateの練習も兼ねて)。
- DeleGateのリバースプロキシ機能によって、HTTP(80)、
HTTPS(443)*1を別サーバ・複数ドメインで外部公開する。 - 仮想マシンのホスト名やIP割り当てはわかりやすいように次のようなルールにした。
物理サーバ | VMのホスト名 | IP割り当てルール |
---|---|---|
xensv01 | vm1x- + OS名 | 192.168.11.11〜 |
xensv02 | vm2x- + OS名 | 192.168.11.21〜 |
xensv03 | vm3x- + OS名 | 192.168.11.31〜 |
- ノートパソコンにインストールしたXenCenterを使って、各XenServerを管理する。
無線LANルータ
わかりやすく、無線LANルータのWAN側IPにドメインを振っておく。dev.hoge.jp
NAPT機能を使って、WAN側へのアクセスを192.168.11.2へ流すように設定。
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